「最近」の法則
【コウビルド英英辞典】
recently:If something happened recently, it happened only a short time ago.
lately:You use lately to describe events in the recent past, that started a short time ago
nowadays:at the present time , in contrast with the past.
these days:(出てこない・・・)
✍️「最近、この頃、近頃」を表す英単語は大きく分けると2通りある
these day / nowadays
(状態動詞の場合)現在形
(動作動詞の場合)現在進行形
→〈半永久的〉とも言える長期間について言及しているから現在形を使うのが原則だが、動作同士の場合は現在進行形にした方が良い。その方が、-ingの〈動く〉という定義から、活動的なニュアンス、つまり事態は変わりつつあるという感じを出せるからである
recently / lately
recently:現在完了(進行形) or 過去形(recentlyは現在時制の文で普通用いない)
lately:現在完了(進行形)
✍️these daysは長い期間、recentlyは短い期間
these daysやnowadaysを用いると、その時間的守備範囲は悠久の時間とも取れる、かなり長い期間ということになる。
recentlyやlatelyは時間的守備範囲は短い。具体的には1、2週間前から3年前くらいである。少なくとも、these daysやnowadaysよりは短い期間をイメージする。recentlyにいたっては1、2時間前という場合もある
The road has still not dried because of the recent rain.
recentlyやlatelyは〈現在〉という時間に近い。だから、現在完了と用いることが多い。
recentlyの訳語は、「最近」よりも「ついさっき」や「先日、この間」という日本語に近い場合もある
✍️These daysは「昔と違って最近は」、recentlyは「(狭い意味で)最近、ついさっき、この間」
these daysやnowadaysは、歴史を「昔」と「今」に二区分した時の「今」を指す
These days the weather is changeable.(この頃は天候が変わりやすい)
いつから天候が変わったのか、気象庁でも無い限りはっきり把握はしていないだろうが、少なくとも「この1ヶ月」とか「この1年」といったレベルではないだろう
→なので、訳語は「昔と違って最近は」と覚えると良い。そうすれば現在形の〈半永久性〉の意味もわかってくる
✍️