『破産魔法』
『破産魔法〈ロールバースト〉』
『妖精の魔法』の発動継続によって土地に過剰な魔素がたまってしまったとき、『妖精の魔法』が発動する原因と発動して起こった結果を歴史から丸ごと消し去り、時間を元に戻す大魔法。魔神機はこの大魔法の発動のために用意されている。 名前はIT用語“ロールバック”をもじったもの(うるユニ小ネタ集・7)。
●発動条件
発動に際しては以下の3つの条件を満たしている必要がある。
・大量の魔素が土地に蓄積されている
『妖精の魔法』が暴走している場合、必然的に満たされる。
『妖精の魔法』の特性上、人々に大きな感情の動きを起こすことでより速い蓄積を見込める。
あくまで対『妖精の魔法』用の魔法であるため、妖精がそこにいるときのみ条件が満たされるようになっている。
生体認証は妖精の遺体でも可能らしい。
・使い手のいる魔神機が三柱そろっている
濫用を防ぐため、それぞれが強大な力を持つ魔神機が三柱そろったときのみ条件が満たされるようになっている。
●応用技
真正な『破産魔法』は魔神機三柱がそろわないと発動できないが、大幅に劣化したものであれば、魔神機一柱であっても、大量の魔力を注ぎ込み続けることで発動することができる。
その劣化版『破産魔法』とは、対象を使い手ひとりに絞った時間の巻き戻しである。具体的には、発動し続けることで使い手の身体年齢と(精神年齢の一部)を数年前の状態まで戻すことができる。
この劣化版、少なくとも劇中では、記憶まで数年前の状態に戻している様子はなかった。