言語
セファ・ウガルの共通語。
各地の主要都市の殆どではこの新世界語が第一・第二言語として使われる。
なお、昴国では新世界語が話せないものも少なくない。
常冬の北西地方およびワイト島周辺で話されている言葉。 すべての単語が短く、意思疎通にかける時間が他の言語の1/3ほど。
セファ・ウガル最初の文明で話されていたとされる、既に失われた言葉。
話者はほぼ存在しないが、各地で発見される多くの遺物がこの言語で書かれており、学術都市ファスラーの歴史家をはじめ、研究を進める者は少なくない。 なお、魔法が現代のように体系化される以前に存在し、現在ではその殆どが失われた強力な太古の魔法「竜の理 (りゅうのことわり) 」はこの言葉で紡がれている。 セファ・ウガル各地に散る、かつての禁呪「スガク」を学び・実践する者たちが語り・記す、他のどの言語とも似つかない特殊な言語体系。 数と記号を使った文言を一定の"しきたり"によって記すことで、予知、大きな岩を動かすといった力の強化、風・炎・冷気・雷といった事象の発動が可能になる。
このマスティクス語から生み出された数々は現在では「科学」と呼ばれている。 昴国を含む南の諸島で使われている言霊の一種「式王子」とは似て非なるものである。