デザインスタジオ基礎
SFCのデザイン系で最も基礎的な授業である。デザイン言語実践など、いわゆる「デザイン入門」の授業で扱う抽象的なものではなく、具体的に図面を描き、模型を作り、コンセプトを練って、作品制作を行う。内容はデザイン全般の基礎となっており応用が可能である一方で、文脈は建築に偏っているため注意が必要。 授業前半では、図面の書き方や模型の作り方といった基礎的な内容が網羅される。他大建築学科のように基礎を丁寧に扱うわけではないため、課題を進める中で自分でソフトや道具の使い方を勉強する必要がある。( 建築CAD入門というオンデマンドの授業が別途開講されている ) 授業後半では、鴨池を敷地にパビリオンの設計が最終課題として課せられる。繰り返しフィードバックを受けながら検討を重ねる。毎週模型と図面、それらを説明する資料の提出が求められるため負担は大きい。(フルコミットすると他が回らなくなる程度に。) 授業の内容としてはかなり完成されており、学びがいのある内容であった。(筆者主観)
ー2025年2月27日追記
2024年から最終課題βヴィレッジあるいはその周辺にコミュニティーセンターをつくるというもの。 自分が選んだ既にある建築のダイアグラムを参考にしながら、自分で建物を設計する。
一週間に一回(授業時間)エスキス(先生や先輩に自分の成果を見てもらいアドバイスをもらう)がある。 最終課題になってくると、一週間に一回模型と図面提出が課されるので、重い授業ではある。