真理の担い手
概要
二つの責務
万物の流れを促し、神に仕える。そのために、二つの神聖なる責務が課されている
一つめの務めは、亡霊との戦いにおいて先陣を切ることだ。森羅万象の流れの外で蠢く亡霊は、ナーガケイボロスに逆らう忌むべき存在と見なされる。クラーケンの巫女らは、一人ひとりがその土地の人々を暗黒の刻から守る役割を負うが、真理の担い手はその強靭な魂で、黒い霧そのものを押し戻す 二つめは、際だった可能性を秘めた者を探し当て、ナーガケイボロスの試練を科してその資質を試すことである。この使命こそ、真実の担い手たるイラオイにのしかかる重責だ。聖なる遺物である巨大な偶像で、神の目であり真理の担い手であるイラオイは相手の肉体から魂を引きずり出し、イラオイ自身に立ち向かわせてその者の価値を見極める。期待にそぐわない者は、いずれ完全に消し去られることになる。大いなるクラーケンは、臆病者や疑念を抱く者、力を尽くさない者を許すことはない。とはいえ、その者を破滅させることが目的ではない。この試練を生き抜いた者は全く違う人物に生まれ変わり、真の運命を追い求めようとするようになる。 https://gyazo.com/4bdba13bcfc340cfe26f01d8395a4008