大蛇呼び
役割
水中まで響く角笛の音で、ビルジウォーターの怪物から町を守っている
ビルジウォーターの沿岸は角笛で守られている。角笛の音は水の中まで響いて波の動きを乱し、海の怪物からビルジウォーターの場所を隠すことができる。
ビルジウォーターのアートより
見た目
ロープで作られた法衣を着ている
顔全体は、リヴァアサンを模した黒い入れ墨で覆われている
彼はロープで作られた法衣を着ている。藍染の紐一本ずつが丸く編み込まれていて、太さの違いと掠れたクラーケンの染料のおかげで、まるで彼は荒削りの触手に包まれているかのように見えた。彼の顔全体が黒い入れ墨で覆われていて、それはリヴァイアサンの大きな口にある無数の歯を模していた。僧や大蛇呼びたちは常に自らを恐ろしく見せようとする。男どもの癪に障る習性だ。
イラオイ:物語「重荷」より
ギザギザのフードの中で、大蛇呼びは、顔の下半分を穴のあいた珊瑚のマスクで覆っている。両目と額は干したイカの体に覆われていて、司祭は大雑把にあけられた覗き穴から、集まった船長たちを観察している。
物語「海の底の死人たち」より
アライアが大蛇呼びに変装していた時の姿
大蛇呼びが叫び、マスクとフードを引き剥がしてその素顔を露わにした。ここに集った全員を殺そうとしている張本人の正体が分かるように。
物語「海の底の死人たち」より
噂
大蛇呼びは鬚の貴婦人と繋がっていると言われており、彼らがどんな方法を使っているのか知る者はほとんどいなかった。
物語「海の底の死人たち」より