授業は複数オンラインプレイ〜目的目標手段が土俵を揃える〜
授業は複数オンラインプレイ〜目的目標手段が土俵を揃える〜
今までは宿題というフィールドの中で自分の学びをコントロールしていたのが、学校の教室というフィールドでもそれができるようになるわけです。両者の間の最も大きな違いは同じ「同じフィールドで30人のマリオが動き、協力し合える。」ということでしょう。これは1人プレイのマリオとは違い、近年流行し始めた複数の友達でプレイする、オンライン通信ゲームのような雰囲気があります。 このような「協力プレイ」を実現するためにはプレイヤー同士で共通の目的・目標が必要です。目的も目標も違う人たちが同じところに集まっても協力できる範囲は少ないですよね。だからけテぶれ×授業では「目的に対する合意+目標の明示」を重視するのです。その上で、手段は柔軟に。目的目標をシェアした上で、プレイヤーそれぞれが保有する “手段”にバリエーションがあれば更に協力したくなります。 魅力的な目的、具体的な目標、柔軟な手段はここにも影響を及ぼします。これが上から対話に伸びる矢印のことです。多種多様な手段をシェアしながら、同じ目的目標に向かって、みんなで努力する。けテぶれ✕授業はこういう構造を生み出すことができるわけです。