優位性③:プロセスの進行には外化が伴うため、内的な思考を自己モニターしやすくなる
認知活動を効率的に展開するには、自分が展開している認知活動について認知しようとするメタ認知的な自己モニターが必要であると多くの研究が明らかにしている。メタ認知的自己モニターを促進する一つの有効な方法として「外化」がある。外化とは自身の内的な思考を文字にしたり図にしたりして外側に出してくる、という方法である。QNKSでは外化を積極的に行わせるために、QNKSの各過程で書くべき図というものをひとまず示すことにしている。
NEXT