プログラミングとロジック
ロジック
ロジック(Logic: 論理)はプログラムにおける処理の内容や手順、方法のことをいい、プログラミングで重要な基本となります。
母国語で説明できない処理を、正しく動作をするプログラミングできることはほとんどないことでしょう。
考えていることを正しく表現して、プログラム言語に翻訳することが大事なわけです。
文章や図にする
プログラミングを行う場合でも、いきなりコードを書かくのではなく、
どんなプログラムを作ろうとしているのかを文章や図にしてみるとよいでしょう。
簡単なようにみえることかもしれませんが、案外これが難しかったりします。
なぜなら、自分が作ろうとしているプログラムをどれだけ自分が理解しているかに依存しているからです。
プログラムについて曖昧に理解しているだけだと、文章にすることすらできないものです。
どうやって?
では、どのように進めていけば良いのでしょうか?
プログラムが何をするためのものなのかを明確にする
それを実現するための要素(入出力データ、イベント)を明確にする
それぞれの要素ごとにプログラムを細分化(プログラム分割 ) していく
プログラム分割の目安はコードを書いたときに60行程度
プログラムの構造
ほとんどのプログラムは次の4つのパターンで構成されています。
開始 と 終了
順次構造(逐次構造)
分岐構造(選択構造)
反復構造
これらのパターンで期待する処理を実現するプログラムを表現していくことになります。
フローチャート
プログラムの構造を図を使って表現することがあります。いろいろなものがありますが、
フローチャート(Flowchart) やPADなどが代表的なものです。
では、なぜプログラムを図で表現するのでしょうか?
それは、次のような理由があります。
文章よりも視覚的に理解しやすい
プログラム構造の整理と理解がしやすい
プログラミングの開発効率があがる
プログラミングの品質が向上する
よく考えて整理されたものであれば、プログラミング言語に翻訳するときの効率もよくなり、設計ミスやプログラムのミスも少なくなります。
エクセルとかがなかった頃はこんな定規を使ってフローチャートを書いていました。
https://gyazo.com/baa7173feb95c66aeb42a35e29340be8
参考資料
LINK1: フローチャートの書き方
宇都宮大学工学部情報工学科 教育研究用計算システムで公開されている講義資料