ときどき思うこと
この世には2種類の人間がいる。プロジェクトが思ったようにうまくいかないときに、そのことについて我慢ができる人と、そうでない人だ。
経験的な体感値として、その比率は8対2ぐらいではないかと思う。
後者に属する人は、必然的に、自分のプロジェクトがどうすればもっとうまくいくか、については興味を持つものだが、プロジェクト一般について同じように考える人は少ない。
その比率もやはり、8対2ぐらいではないかと思う。
その後者のなかで、自分が直面している取り組みを、そのまま拡張してプロジェクト一般と考える人と、それが数多い類型のひとつと考える人の比率も8対2。
さらに、後者のなかで、学術的なアプローチで論証、体系化しようと思うかどうかで8対2。
そのなかで、実際に成功する比率も8対2。
その結果を公開する比率も8対2。
と、いったふうに仮定した結果、算出される確率は0.2の6乗となり、つまり、100万分の1。
なにが言いたいのかというと、随分と孤独なことをやっているなと、ときどき、思うのである。