5つの管理領域
概要
プロジェクト活動には、5つの管理領域がある
中心にあるのは意志、構想であり、これは管理されるものではなく、するための前提
その周りを、5つの管理領域が循環しながら支えている
成果物/ゴール
士気/対人調和
課題
中間成果の監査
外部環境/リスク
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各領域での管理活動は、互いに相互作用する
相生(ある活動が他の活動にプラスに働く)
成果やゴールが見えると、士気が高まり、組織連携が改善される
士気、組織連携が改善されると、課題の優先順位が明確になる
課題が明確になると、どの中間成果を重点的に監査すべきかがはっきりする
成果物を適切にレビューすることで、外部環境やリスクへの対処方針が明快になる
外部環境についての認識がはっきりすることで、生み出すべき成果物の仕様が明らかになる
相克(ある活動が他の活動にマイナスに働く)
計画通りの成果物完成を急ぎすぎると、発生している課題を軽視したくなる
プロジェクト組織内部の課題に執着しすぎると、外部環境への意識が弱くなる
リスクを考え過ぎると、士気が下がる
対人関係に忖度しすぎると、中間成果へのレビューが甘くなる
中間成果へのレビューにこだわりすぎると、全体スケジュールが押してしまう
これらの管理領域のなかで、どこに力を配分するかは、その時の状況による