ときどき思うこと6
PMの世界で、最先端でハイレベルな仕事をしている人は、謙虚で、真摯で、厳しく苦しい仕事をしながらも、気持ちは常に明るくて、聡明で、人間として、掛け値なしに尊敬できる人である確率が高い。
確率が高いどころか、そうじゃない人を見かけたことがない。
情実や縁故、学歴経歴や資格、役職や看板、所属その他もろもろの七光を持っていたとしても、あえて決して担保にせず、その人の存在感それ自体をもってして、場や人を動かす、というあり方が、本当なのだと思う。
時々、そんな人と出会うことができ、言葉にならないなにかを共有できたように思える瞬間がある。
(邂逅の時が過ぎてしまうと、もしかして錯覚だったのかなと、あやふやな気持ちになることもあるけど、たぶん、勘違いではないとは、思っている。)
語り得ぬ「善きもの」を、どうにかこうにか、多くの人と共有していくことに貢献するのが、自分の使命なのではないかと思う。