第249回例会「ドゥルーズ『差異と反復』、そのエッセンス」
発表者は hiropon さんでした。参加者6名。
「ドゥルーズ著「差異と反復」は20世紀の主要哲学書の一つだと思います。差異(ちがい)と反復(くりかえし)という地味な題名ではありますが、哲学者の使う言葉ですから、きわめて独特な使われ方をしていて、かなり難解です。難解な本ですが、またかなりの人気があり、解説書が多数出ています。そうした解説書を助けに読んでいくと、理解できる部分もあり、それをご報告したいと思います」(発表者より)
ふかくさ「ドゥルーズにおける差異と反復は同じことが繰り返される中に歴史的な一回性があり、そこに他者性の生成が潜んでいるが、それを明示的に概念化するのを回避するか、もしくは文体上の実験として統一的な解釈を敢えて拒絶するような書き方をしているのではないかと予想いたしました。なぜならば、概念化してしまうと他者性や一回性は喪失されてしまうからです」
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■↓発表原稿4ページ↓
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