第246回例会「テクノクラシーはマトリックスの夢を見るか」
新大阪例会。発表者はピンキーパイと化したぐほんさん。 ぐほん「分断と統合が同時にありうる」「テクノロジーみんな抑圧されているという意味では皆同じ話ではないか」といったご意見はその通りだと感じました。哲学道場では初めての発表でした。
ふかくさ「ドギモを抜かれた! 哲学が尊重してきた二項対立や論点形成というソリッドなやり方を回避し、飽くまで敵をつくらずすべてに対して〝なめらかに〟明確な境界線を引くこと無くのらりくらりと対処するというやり方を発表者のピン何とかさんは血肉化していると言ってよい。これは外部に仮想敵を設定することによって見解の異なる味方を団結させるという党派的なやり方━━いわゆる敵の敵は味方という党派性や政治的な活動を脱色する画期的な態度である。ただし、それはインターネットのような準公共財の世界でのみ実現し得るものであり、土地や天然資源などの争奪のような案件にまで拡張し得るかには疑問も残る。またこの場でお伝えするのもふさわしいかはわかりませんが、長年一緒にいた愛猫が亡くなり、私自身、精神的にも不安定なところがあります。みんなにはいつ話そうかと思っていたのですが、つらくてなかなか話せていませんでした。ごめんなさい。」
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