表土発電
https://gyazo.com/dbcdf9a585c01c05819cf93d129652e7
表土から熱をどう取るか
隕石として地表に降り注いだばかりの表土は300℃を超えていて、それなりに高温ではあれど、ここから熱を奪って冷やすのが結構しんどい
ベルトライン1本のスループットでは運びきれずに隕石降下のペースに負ける
かつタービンで発電できるエネルギー量があるかといえば「び、微妙……」ってレベル
理論値は高いほうなんだけど……
https://gyazo.com/de14c2f28cedd01eaaa471bf55f0ba6a
縦4マス横5マスのボイラー室にベルト満載でみっちり埋めれば600kgの表土を中に入れることはできて、これが律速で冷却できるならタービン2基分のエネルギーに相当する……けど、実際そんなふうにならない
表土の熱伝導率が低くて全然熱が交換できない
比率的にはベルト3本に対してタービン4基
https://www.youtube.com/watch?v=ninraSyLPqw
なんでそうなるかの理屈
https://gyazo.com/36ca26bd50675d6aa684edbf1c0b23de
こういう時はベルトのスループット最大量の20kg/s を1秒で目標温度に下げた時の熱量を先ず計算して出す
「仮にベルト三本、60kg/sの流れが止まることなく300℃から10℃に冷やすなら、その熱量は3.48MDTU」
「その熱を上手に蒸気に与えた場合はタービン4台を回せるぐらいになる、はず……」
ザル勘定ではあるんだけど、125℃を下回ってからは液体クーラーを使ってのアクティブクーリングも合わせて、トータルでそれぐらいの熱量を取れるっていう設計目標は立つ https://gyazo.com/36e6fcc95b739ee9f386d080b32eb293
で、パッシブクーリングではなんとか125℃までは冷やせるものの、それをコロニー内部に持ち込みたくないという場合
作例では過剰気味に行っているが、これは別に好みの問題
表層から地下のコロニー内に持ち込む温度の目安として、とりあえず70℃程度であれば十分
エタノールを蒸発させない温度になる、と考える程度で良い 液体配管
https://gyazo.com/033198574884e1f7e9e864613887cc4b
冷却剤は水で構わないが、後に超冷却剤に変えた方が効果的な上、タービンをチューニングすれば表土の熱を電力に変えて絞り取れる https://gyazo.com/4ace3ee728552db53144f8fd28397a3c