いろんなボードからScratchを使おう
https://scrapbox.io/files/643f1dc7118ba9001ce47101.svg
I'm 610t!!
むとうたけし(武藤武士): 専業主夫(52歳)@奈良
610t
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むとうたけし(武藤武士)
専業主夫(52歳)@奈良
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はじめに
Scratchを色々なマイコンボードで使いたいですよね?
奈良^H^H なら、*bitLessです!!
とりま、M5Stackファミリー、XIAOシリーズ、Wio Terminalで使えるようにしました。
サポートしているHardware
以下のようなハードウエアでScratchが使えます。
M5Stackファミリー: Core, Core2, M5Stick(Plus), ATOM(Matrix, Lite, S3)
M5Stackファミリー
https://gyazo.com/0371c74f4489b6454fbc0141ae5c36eb
ハードウエアの特徴(M5bitLessでは赤字のような機能を使っている)
CPU: ESP32, K210など
ディスプレイ:320x240TFT(Core,Core2), 80×160TFT(M5StickC), 135x240TFT(C Plus), 5x5フルカラーLED(ATOM Matrix)
バッテリー: 150mAh(Core), 390mAh(Core2), 80or95mAh(C), 120mAh(C Plus)
ネットワーク:Wi-Fi(2.4G) + BLE
センサー: 加速度センサー、ジャイロ、ボタンスイッチ、温度センサーなど
オーディオ: マイク, スピーカー
その他I/O: Grove A(I2C), B(A/D,GPIO), C(UART), M-BUSなど
付属物: キーボード、腕時計バンド、LEGOマウント
XIAO シリーズ
https://gyazo.com/67f17989c3f558b0314bacbf6f29adc3
上段左から、nRF52480 Sense, ESP32C3, SAMD21, RP2040
とにかくちっさい!! (21x17.5mm)
開発環境に、Arduino IDEやCircuitPythonやMicroPythonなどが利用可能
無線LANが使える機種あり (XIAO ESP32C3)
BLEが使える機種あり (XIAO ESP32C3, XIAO nRF52840 (Sense))
IMUやマイクがついた機種あり (XIAO nRF52840 Sense)
Scratch, Stretch3, Microbit More
https://gyazo.com/890a51bf05134da3cdb31d10ac288b1f
ビジュアルプログラミング環境: ブロックをつなげてプログラムする。
ソースが公開されているので、オレオレサーバーをたてることもできる。
Node.jsで書かれた拡張機能で、オレオレサーバーへの機能の追加が可能。
標準のScratchでは提供されていない拡張機能を追加したScratch。
micro:bit対応以外に、AI関連の機能やポーズ検出の機能、ChatGPTなどなどが追加。
https://scrapbox.io/files/643f47bcfd59d4001bb2b9ff.svg
Scratchからmicro:bitの多くの機能が利用できる拡張機能。
この拡張機能を使って、色々なボードを動かします。
*bitLessファミリー
色々なハードウエアとScratchで遊ぶために、*bitLessファミリーがあります。
命名:Hardware名(M5 or XIAO(ESP)32) + (micro:)bit + Less(⇔More)
Arduinoプログラム
Microbit Moreのmicro:bitの様に、ボードをふるまわせます。
以下のような機能があるボードなら楽しめると思います。
BLE(必須):Scratchに繋がらないと意味がない
IMU(加速度センサー)(オプション)
5x5 LEDと同じ表示ができるもの(オプション)
ボタンスイッチ(オプション)
その他センサー類(オプション)
*bitLessファミリー
サポートしている機能
https://gyazo.com/001ea88f95d81b1bfa9de4a9d5250562.png
https://gyazo.com/ca93d86ecdf182e1e1af8e3784537f58
何をやってるの?
M5StackファミリーをMicrobit More用のmicro:bitの様にふるまわせます。
micro:bitの機能をまねてるので、画面表示は5x5LEDや文字列表示程度に。
解説
M5bitLessについて
さらに独自拡張について
サポートボード
使用例
M5bitLess + hapStak
https://scrapbox.io/files/643f2655784d7b001b36c92f.svg
M5bitLessと同じように、XIAOシリーズをMicrobit More用のmicro:bitの様にふるまわせることで、ScratchからXIAOを使う
サポートボード
オプションで、拡張ボードやI2C IMU(MPU6886)が利用可能
Senseだと、このボードだけで加速度も取得できる!!
動作の様子
https://youtu.be/WgTCeyR_erM
https://gyazo.com/fef1542a5f71d511c3883efa53655606
おわりに
Scratchで色々なマイコンボードを使う一つの方法をご紹介しました。
Microbit More拡張機能を使います。
micro:bitの機能がベースなので、画面表示など若干ショボく感じるかもしれません。
加速度センサーがあると、結構遊べます。
これで、以下のようなボードでScratchが使えるようになりました。
micro:bit: 標準サポート
M5Stackファミリー: Core, Core2, M5Stick(Plus), ATOM(Matrix, Lite, S3)
Seeed Studio
XIAOシリーズ: ESP32C3, nRF52480(Sense)
Wio Terminal
https://scrapbox.io/files/643f1dc7118ba9001ce47101.svg
おまけ:XIAOGYAN対応
もうすぐ配布(か?)
2023/05/27: IoT ALGYAN 8周年イベント予定
https://gyazo.com/2d4b79d4160efed3ca213da6daed6eab
https://gyazo.com/fc2a2f91c81c69a48b69a18df273673e
https://github.com/algyan/XIAOGYAN/blob/main/media/algyan_8th.es3.jpg?raw=true
XIAO32bitLessを使って…
XIAO ESP32C3, nRF52840(Sense)は使える。
追加で、以下のデバイスが使えそう。
Matrix LED: 5x5 LED
スピーカー: 音を出す
ボタン: A,Bボタン
Grove I2C: 加速度センサーなど
ロータリーエンコーダ: アナログ入力
当日の情報へのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=ggTbvdrVupg&t=3318s