Maker Meeting for Maker Faire Kyoto
Scratchとリアルワールドで遊ぼう!!
https://gyazo.com/f014fcb484ca53589d9797bf9487e45d
出展内容
ブロックプログラミング環境のScratchを、他のボードなどと一緒に使う方法を紹介するよ。
こうすることで、スイッチやセンサーの値からScratchの動きを変えることができ、もっと面白い作品が作れるようになるよ。
今回は、AkaDako 、micro:bit 、M5Stack 、hapStak などと遊ぶ方法を説明するよ。
自己紹介
CoderDojo奈良などで活動しているよ。
Scratchが好きで、色々なものとScratchを一緒に使って遊んでるよ。
https://gyazo.com/f0b47d113a490564b90360f3b3ae26c8
今日用意したシステム
https://gyazo.com/a36209bc8c6ee6968b8791b497e42f6f
今回用意したシステムは、図のようなものだよ。詳しい話は、後で説明するよ。
Scratchってなぁに?
https://gyazo.com/6bfac9414a50aad4016dd02c42289099
みんな、知ってるよね?
ビジュアルプログラミング環境: ブロックをつなげてプログラムするよ。
変態的な言語: オブジェクト指向, 並行処理, イベント(メッセージ)ベースなど、ちょっと変わった言語だよ。
シェア/フォーク(リミックス)のための仕組みがあるよ。
Scratch専用SNS環境もあるよ。
M5Stackってなぁに?
こんな感じのかわいいマイコンです!!
https://gyazo.com/0371c74f4489b6454fbc0141ae5c36eb
M5Stackには、たくさんの種類があるけど、腕時計ベルトなどが付属した以下のものがオススメだよ!!
https://cdn.shopify.com/s/files/1/0056/7689/2250/products/4_7af26cbe-666b-4c59-862d-394525547b8f_1200x1200.jpg?v=1634806264
M5Stackシリーズには、以下のような機能があるよ。
ハードウエアの特徴(M5bitLessでは赤字のような機能を使っているよ)
CPU: ESP32, K210など
ディスプレイ:320x240TFT(Core,Core2), 80×160TFT(M5StickC), 135x240TFT(C Plus), 5x5フルカラーLED(ATOM Matrix)
バッテリー: 150mAh(Core), 390mAh(Core2), 80or95mAh(C), 120mAh(C Plus)
ネットワーク:Wi-Fi(2.4G) + BLE
センサー: 加速度センサー、ジャイロ、ボタンスイッチ、温度センサーなど
オーディオ: マイク, スピーカー
その他I/O: Grove A(I2C), B(A/D,GPIO), C(UART), M-BUSなど
付属物: キーボード、腕時計バンド、LEGOマウント
Scratchのようなブロックでコードを書ける、UiFlowもあるよ。 https://gyazo.com/a24f609eebf22bf101ce5fd713c8a0b5
Microbit More ( M5bitLess ) ってなぁに?
https://gyazo.com/2c8a01e67b12c34007a2c2b607279465
Microbit Moreでは、Scratch標準のmicro:bit拡張機能よりも多くのmicro:bitの機能を利用することができるようになっているよ。
Microbit Moreでは、以下のようなブロックが使えるよ。
https://gyazo.com/23bf684550ef69fbe7a9223e9d072ec5
例えば、以下のような機能が使えるよ。
ボタンとLOGO: ボタンスイッチが押されたり、LOGOに触れられたのがわかるよ。
画面: 5x5LEDでパターンを表示したり、文字を表示したりできるよ。
加速度計: micro:bitの傾きなどがわかるよ。
温度計: 温度がわかるよ。
光センサー: 明るさがわかるよ。
マイク: 音の大きさがわかるよ。
スピーカー: 音を出せるよ。
コンパス: 方角がわかるよ。
ピン: 全てのピンを使って、いろいろなことができるよ。
M5bitLessは、M5StackというマイコンシリーズからMicrobit Moreを利用できるようにしたプログラムだよ。 さっきの図で、赤ワクで囲んだ命令を使うことができるよ。
https://gyazo.com/ca93d86ecdf182e1e1af8e3784537f58
AkaDako ってなぁに?
https://gyazo.com/4b5669c95188451cfdaff7e5dda354b7
Groveというのは、データを入力するためのセンサーや、出力するためのアクチュエータを簡単につなぐための仕組みだよ。
だから、色々なセンサーやモータなんかが使えるようになるよ。
だから、Stretch3の他の拡張機能との組み合わせも簡単にできるので、AIを使ったコードを書くこともできるよ!!
AkaDakoでは、以下のようなセンサーやアクチュエータは最初から簡単に使えるブロックが用意されているよ。
NeoPixel LEDバー: たくさんのLEDをピカピカ光らせることができるよ。
サーボモーター: 好きな角度に動かせるモータを使えるよ。
光センサー: 明るさがわかるよ。
超音波センサー: センサーまでの距離がわかるよ。
環境センサー(温度,湿度,気圧): 温度や湿度、気圧などがわかるよ。
加速度センサー: センサー本体の傾きなどがわかるよ。
https://gyazo.com/321575b4ffa74c29bb18cbe43a5aa802
hapStak ってなぁに?
https://gyazo.com/c4c420404fdf7c79f7a8dd43ed112632
hapStakは、音に応じて、ブルブルという振動という形で、触っている感じ(触覚)を与えるデバイスだよ。 音を出すだけでいい感じの振動が出るので、hapStakをスピーカーとしてScratchにつないであげるだけで、Scratchの音ブロックからhapStakを操作することができるよ。
こんなの作って遊ぼう!!
オリンピック6種目
6種目の競技でオリンピックをひらこう!!
AkaDako太鼓
AkaDakoでボタンスイッチや超音波距離計を使って太鼓を叩こう!!
オリンピック6種目
https://gyazo.com/5c61af49ce20b98b66f71ac9a01d95f1
現在、6つの競技に対応
ボクシング: 今回は、これだけ動画で紹介
動作: 手を思いっきり振るとパンチが当たる
感覚: パンチが当たると振動が返る
https://www.youtube.com/watch?v=CFy-CTQKGVk&t=6s
200m競争
動作: 腕の傾きの方向に猫ちゃんが進む
感覚: コースを外すと振動を喰らう
野球
動作: 手を振るとバットを振る
感覚: ボールを打った感触が返る
400歩競争
動作: 歩数計で一歩づつ進む
感覚: 一歩ごとに靴音が響く
ボート
動作: 腕の振りでボートを漕ぐ
感覚: 一振りごとに水音が響く
サッカー
動作: 手を左右に傾けることでゴールキーパーを動かす
感覚: ボールを止めるとその感触と観客の歓声が響く
AkaDako太鼓
https://youtu.be/14XXTNr8bvk
参考情報
6種のオリンピック競技
M5StickC Plusでドラムを鳴らしてブルブルブルッ
hapStakがブルブルブルッと動いている所に注目
Microbit More(とM5bitLess)使用
https://youtu.be/iFvyk9Q_aNg