バリアフリー追修
私が勝手に呼んでいる語です
8000系の修繕車の中で、一度非ワンマン(後期修繕)で修繕され、追ってワンマン化を受けたグループをこう呼んでいます
森林公園ワンマンのうち東上線ワンマン化時グループの81109F、81111F、81112F、新栃木ワンマンの81108F、森林公園ワンマン越生線ワンマン化時グループの全車(8183F/8184F、8197F/8198F、8199F/81100F)が該当
それぞれで追修年度と改修内容が異なっています
81109F、81111F、81112F
2002年度修繕→2004年度追修。追修は森林公園区内での青空工事で行われた。
いずれも元は春日部配置の4連*1の為、クハ8100前面にはバリアフリー修繕の車両には本来ない19芯ジャンパ栓台座・栓受が残る。
また細かい点だが車内の禁煙表示もピクトグラムに交換されている関係で、ネジ穴の痕跡が確認できる(この部分は81112Fとほか2編成でネジ頭の形状が異なっていた)
81109Fはデフロスタ試験搭載車。(→【東武電車研究/8000】デフロスタ)
81112Fのみ既廃車。
*1…81109Fのみ春日部と七光台の間で転属を繰り返しており、修繕竣工時の所属は七光台の可能性もあり。修繕メニューは本線仕様である。
81108F
2001年度修繕→2007年度追修。追修は館林津覇で実施され、この車のみ伊勢崎線系統(宇都宮線)配置。
こちらも元春日部配置の4連*2だが、クハ8100前面の19芯ジャンパ栓は改造時に撤去されており、ホーム検知装置設置前までは前面右下部がのっぺりとした独自の形態であった。
既廃車であり、腐っても豆腐は車内の状態を確認できていない。無念
*2…修繕後の2003年より追修前までは七光台配置。
8183F/8184F、8197F/8198F、8199F/81100F
2001年度〜2002年度修繕→2007年度追修。元8連で、追修は館林津覇にて編成分割と同時実施(分割追修)。
当然だが一貫して森林公園配置、修繕時期も遅い為19芯ジャンパ栓とは無縁。
車外に編成分割の形跡が残る一方で、車内のピクトグラムは交換されているはずだがネジ穴跡は確認できない。
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