自己決定が主体性を伸ばす?
例えば「子どもたちのやる気は自己選択によって引き出される」ということが言われているが、それって「管理されてきた環境」との対比によってそうなっているだけじゃないのか?ということをちゃんと考えなきゃいけないってこと。「結果」を観測する前の状況にも注意を払う。
僕の感覚では、徹底的に自己選択を迫られた子どもたちは、しばらくすると何でも決めて欲しがる。自分で考えて、自分で決めて、自分で責任を受け取るってしんどいから。この状態では結局両方の世界で無い物ねだりをしているに過ぎない。
両方の世界を経験し、価値を分かった上で、どの程度自分で決め、どの程度誰かに決められる世界が「自分にとって」心地よいのか。という「配分」を”自分で決める”。それが決められるということは、それを体調、やる気、環境によって調整し続けられるということ。ここまで見せてあげたいなぁと思ってる。