宿題を開放しよう!
【宿題を開放できる理由】
QNKSは子どもたちに思考の方法を伝え、自分で考えられるようにするための実践である。
QNKSを手渡すと、思考のコントローラーが子どもたちの手に渡る。
コントローラーがないまま(つまり、思考をどうやって動かせばいいかわからないまま)自由に学習をしてこいといっても、無理があるが、コントローラーさえ手に入れば、ある程度の自由度に耐えうる。
その日やるべきことをいちいち指定しなくとも「やるべきことをやってきなさい」というだけで良くなる。
逆に、思考のコントローラーを渡された時、思考を自由に動かすことができる学びのフィールドを用意してやらなければ、コントローラーを使うことができない。(だから本ページで提案している授業は基本的に自由進度学習)
【宿題を開放する価値】
授業でQNKSを使うだけでは、教科や単元の枠を出られない。
宿題における自主学習ノートなら、その枠を容易に外すことができる。
始めは枠のあるフィールド(教科単元の授業)で確実に、コントローラーの扱い方を覚える。
感覚を掴んできたら、より自由な学びのフィールドへ出ていく。
【例】
自主学習ノートでの取り組み(4月〜通年
自主学習ノートでの取り組み2
ある子の物語創作
【宿題を開放するときのポイント】
 Qを発見する視点と機会を用意する
視点:心マトリクス
機会:学級会/宿題交流会/気になる木
 QNKSが自由に行えるような自由な家庭学習のシステム
 評価とフィードバック
学習力ポイント制
QNKSルーブリック
自主学習ノートでは自由度を高めて子どもたちの探究的な思考を引き出すというアプローチを取るが国語の幹や算数の幹では、教科の思考に特化した課題である。両方ともそれぞれに効果があると考える。
【関連】
QNKS✕けテぶれ
ひらめきの作り方 
論理から答えを導くモデル
直感から答えを導くモデル
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