低学年ではどうするの?
この本では明確に「〇〇年生が対象」、といった想定をしていません。僕が公立の小学校の中で実現できた仕組みと考え方を構造化して書いているだけです。
〇〇年生、といってもそこにはいろんな発達段階の子がいますよね。地域や時代によっても〇〇年生の実態は異なると思います。その中で「低学年にはこれを」ということを明確に言うことはできません。
僕は僕の考えうる限りの「全体像(やり方+考え方)」を描くことをしましたので、ここから目の前の子供達に合わせてエッセンスを切り出していただければ幸いです。「やり方の全体像」が描かれているということは、切り出したものがうまく行ったときに、次に何をすればよいのかがわかりますし、考え方の全体像が描かれているということは、切り出したものがうまく行かなかったとき、別の方法を試すときのヒントになると思います。
それでも具体的な案がほしい、という方は、ぜひツイッターやけテぶれwikiを参照してみて下さい。逆に本書には書かれていない取り組みでうまく行ったことがあればぜひTwitterで紹介したり、けテぶれwikiに概要をまとめたりして下さい。けテぶれ交流会が楽しいのは子どもたちだけではありません。