テストの点を目標にするということに関して。
テストの点を目標にするということに関して。
目的意識を何度も強調
なんのためにけテぶれをやるのか。これがブレると、どうやってけテぶれをやればいいのか、の判断もブレます。あくまでもけテぶれは授業末の小テストで点数を取るため。これを徹底します。
そんな浅い目標でいいのか?という疑問の声が飛んできそうですが、入門期には入門期に適した目標設定をするのは教育の基本です。泳げない子に「まずは耳のところまで水の中に入ってみよう」という目標を立てて取り組ませることを、「そんな目標設定は本質的ではない」という人がいるでしょうか。
目標設定のコツは、目標までの努力の距離です。
遠くの目標に向かって努力し続けるのは集中力や意欲が息切れしてしまいますよね。
直近の目標に対してだと、その努力の集中力は持続しやすくなる。
さらに結果がすぐに出るということも大切な要因です。
20分の学習努力の結果を1週間後なんかに返されてももう、なんのことは全く覚えていないですよね。
入門期のコツは、目指すべきゴールを近くし、結果がすぐに見られるようにすることです。
けテぶれの文脈でこれをやると大変面白いことが起こります。
振り返りの質が変わる
だって学習努力を自分で進めたのだから。
結果は自分の学習努力の質を表す指標としてフィードバックされる
こうすることで結果の原因を自分の能力ではなく、努力の方法に還元することができる。
もし100点を取ることができた子がいたのなら、その学習努力、つまり「どうやってけテぶれをやったのか」をインタビューするわけです。ヒーローインタビュー こういった関わりはけテぶれで必要な「マインドセットの構築に非常に有効です。というか、こういうことをしながらマインドセットを育てていかないと、けテぶれは上手く回りません。これについては後述…