けテぶれ「守」のゴール~けテぶれを確実に回せるように~
ここまでが「基礎固め」
まずは、一人ひとりが「確実に」けテぶれを回せるようになること。
けテぶれ昇段試験
これにクラスの8割ほどの児童がしっかりと答えることができれば、合格としてもいいのではないでしょうか。
この図がちゃんと理解できているか、っていうことですね。それだけでいい。
実際にテストをしてみてもいいし、感覚的にそうだなと思ったときでもいい。
守破離とは・・・・のように進むので、だめだったらまた戻ればいいそれだけの話し。
この時「戻る場所がある」っていうのがものすごく大切。
自由進度でぐっちゃぐちゃになったとき、どこに戻る?
精神論はいくらでも言えるが、「具体的に」基礎基本とはなにか、がないとぼやける。
けテぶれ初期ではその土台を整えている。
個々の学びが頼りなければ、集団の学びも頼りなくなる。
だからまず個人でけテぶれを回せるようになることを目指す。
ここから自由進度的な学習に入っていく。
そのやり方は正直色んな本で書かれてる。同じだし、いろいろ組み合わせればいい。
グッズの紹介だけしておく。
けテぶれマップ
キーカード
宿題でのけテぶれが並走していれば、ここまでの到達時間を大幅に削減できる。
授業でもけテぶれ、宿題でもけテぶれという環境であれば、「自力学習」という意味でいうと、授業が練習、宿題が本番といった雰囲気が出ます。この構造が個々人の自力学習の力を確実に高めます。
ここまでの内容はまだ「個人の学習の流れ」でしかない。
ということは宿題ですべて実現できてしまう。より詳しくは「けテぶれ宿題革命」に書いたので、そちらを。
自由度をさらに上げて「破」へ。
学校だからこそ学びの選択肢は広がる。
家で一人でやっているだけではできない学習の方法が学校ではできる。
それに挑戦させていく。
本書で提案しているのは授業におけるけテぶれ。宿題におけるけテぶれと決定的に違うのは、同じ場所に友だちがいる。というポイントです。せっかく学校に来ているのですから、この特性は存分に活かすべきです。