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p.148-164
<モリツリ少尉の話>
あとを引き継いだジークムントは彼女とバイエルンの古城で暮らす。 しかしグレタは自分がユダヤ人だと錯乱し被害妄想がひどくなり、誰も治せなかったためバート・カルマを訪れる。
そこでモリツリ少尉と2人は出会い、よそ者同士親近感を覚える。
しかしその頃町で起こっていた子供の連続蒸発事件にグレタが関与している現場をモリツリ少尉は見てしまう。
彼は間一髪少年を助け、マルゲリータとジークムントはその夜街を去った。
グレタはスロースロップを<彼ら>の仲間、ビアンカを消した張本人だと思い込んでいる。