書籍_なぜ働いていると本が読めなくなるのか?_三宅香帆
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【人類の永遠の悩みに挑む!】
「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。
「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。
自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。
そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは? すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。
15万部売れているということで読んでみた。思いのほか、前半はとっつきにくいというか本格的であった。後半から面白くなり、多くの読者に届く内容だと思う。
まず思い出したのは、引用もされているレジーさん著の「ファスト教養」。
著者が、「花束みたいな恋をした」が好き過ぎるようで、なんなら本書を読む前に先に映画を見ておいた方がいい。
個人的には人生、「ノイズ」があってなんぼだよね、と思う。こう思えるのは自分の属する世代のおかげかもしれないので、若い人におしつけてはいけないのかもしれないが
リモートワークが怖いのもの「ノイズ」が少ないのが怖いから
自分は、祖父や父がカッパブックスや司馬遼太郎を読んで、通勤していた世代。その辺から実感を持って、今まで全ての時代で本を読んできたなと思った。
本を読もうと思える時点で幸せな立場だ、ということだ。確かにそうかもしれない。そういう人は、読み続けるしかない。
ちなみに、自分は著者よりも良い「本を読める」方法を知っている。
地元の図書館のカードを作り、WEB予約をスマホかPCからログインできるようにする。
気になる本はスマホにメモ
土曜日に図書館に予約を出す。上限(たとえば20冊)マックスにする。
週に1回、あるいは2週に1回、図書館にとりにいく
これを人生の習慣にする
2024/8/27