映画_花束みたいな恋をした(2021)_土井裕泰監督
https://www.youtube.com/watch?v=cFrBhxMpMwk
【Introduction】「東京ラブストーリー」(91)、「Mother」(10)、「最高の離婚」(13)、「Woman」(13)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(16)、「カルテット」(17)、「anone」(18)など、常に私たちの心を捉えて離さない多くの連続ドラマを手掛けてきた脚本家・坂元裕二が、2020年の東京を舞台に、今を生きるすべての人へ贈るため書き下ろした最新作。『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』『舟を編む』などの製作陣が手掛ける本作、主役を演じるのは、菅田将暉と有村架純。二人の実力派俳優による〈初のダブル主演〉が実現しました。監督を担うのは、『罪の声』(20)の土井裕泰。『いま、会いにゆきます』(04)、『ハナミズキ』(10)、『映画 ビリギャル』(15)など多くの大ヒット映画を送り出して来た土井は、ドラマ「カルテット」で坂元裕二と組んで以来 、映画では初タッグとなります。
2021年大晦日、今年作の忘れ物の最後として視聴(U-NEXTにて)。2021年の映画ランキングで多数取り上げられているので、どうしても見たかった
サブカルおじさん達が絶賛するのは分かる
自分もサブカルおじさんではあるものの、自分は学生時代サブカルにかぶれながらもサクッと就活してコリドー街で遊んでいた側の人間だからなのか…そこまで没入はしなかった、が、いい映画だった
男女で言うと、男の方が、古い世代の価値観に縛られてしまうのかもしれない。この映画は、2010年代後半の時代背景。それでもサブカルフリーターだった彼が、なんとか就職した後「仕事は何より大事なんだ!」とあっという間に力説するようになるほどに「会社」というものにはとてつも無い魔力・破壊力があるものだなと思った
「俺がお前を養ってやるよ〜」なんて、2010年代の中小企業に勤める男性がこう叫んでしまうなんて、色々しんどい。でもこういうリアリティは存在すると思うし、こういうリアリティがこの映画には沢山表現されている
と叫ぶ彼は、地方出身者としっかり描かれているところも切ない
最後のファミレスのシーンは良かった。こういう時、男ってこうだよね、、からの有村架純の号泣にはやられる。全体にこのファミレスシーンは歴史に残る名場面!だった
「粋な夜電波」が終わっても生きていかなければいけない2020年代
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