Scrapboxの基本的使い方・表の作り方・リンクの貼り方など
https://gyazo.com/5f93e65a3b979ae5333aca4f32600611
Scrapboxはブラウザで使います
ScrapboxはGoogle Chromeに最適化されていますので、Google Chromeで使うのが最も快適です。
Google Chrome互換のBraveやVivaldiも同様です。
一方、FirefoxやSafariでも使えますが、一部、挙動が異なる場合があります。
iPhoneではPorter for Scrapboxが便利です。
まず、個人のプロフィールを設定して「自分のページ」を作成しましょう
左上のバーガーアイコンから「Edit profile」を選択し、「Name」と「Username」を入力して「Save Chages」しましょう。Usernameは自分のアイコンを入力する際に略称になります。
トップページに戻ると「自分のページ」（自分のUsernameをタイトルとするページ）が作成されているので、それを開いて写真を貼ってください。デスクトップにある写真のファイルを「自分のページ」内にDrag & Dropすれば、その写真が貼り込まれます。ページ内の最初にある画像が、そのページのアイコンとなります。アイコン記法（[shio.icon]）によって、その画像がアイコンになります。
Ctrl+Iを入力、または [自分のユーザー名.icon] を書くとアイコンを埋め込めます。
例えばUsernameが「Tsutomu TOYAMA」ならcontrol+iで[Tsutomu TOYAMA.icon]と入力され、Tsutomu TOYAMA.iconというアイコン表示されます。
[[Tsutomu TOYAMA.icon]]とbracketsを二重にすれば、少し大きなアイコンを書くことができます。Tsutomu TOYAMA.icon
自分のページだけでなく、あらゆるページをアイコン化できます。例: 成蹊大学知的財産法ゼミ2020.icon
諸機能を有効化しましょう
左上のバーガーアイコンから「Edit profile」を選択し、「Extensions」を押し、「Enabled」と書かれたチェックボックス3つすべてにチェックを入れてください。
基本的な使い方を試してみよう
画面最上部にある「＋」を押すと、新しいページが開きます。
最初に1行目に適当なタイトルを書きます。
次に本文に文字を書きます。
行頭にスペースやタブを入れてインデントすることができます。
[[ ]] で囲むと太字になります。
# のあとに書いた文字は #ハッシュタグ になります。動作はリンクと同じです。 [/ 斜体字]→斜体字 /の後にスペースを忘れずに
[_ アンダーライン]→アンダーライン _ の後にスペースを忘れずに
[- 打ち消し線]→打ち消し線 -の後にスペースを忘れずに
[*+スペース 文字の拡大]→拡大、もっと拡大、さらに大きく、好きなだけ大きくできます。大きさは [ に加える星*の数で決まります。*と文字の間に「スペース」を入れないと拡大しないので注意です。
[[マーカー]]→マーカー
[# コメント]→コメント
自分のアイコンと組み合わせると、[# [shio.icon]コメント]→shio.iconコメント
数式
[$ \frac{-b \pm \sqrt{b^2-4ac}}{2a}]→$ \frac{-b \pm \sqrt{b^2-4ac}}{2a}
行列の例→ $ \begin{pmatrix}4&5&12\\3&-1&5\end{pmatrix}
[ ] の中にGyazoなどの画像URLやYouTubeやVimeoの動画URLを書くと画像や動画を表示できます。
例:
ページをトップに固定する (ピン留め)
右上のメニューからPin at homeを選択すると、ページをリストの一番上に固定できます。
https://gyazo.com/c3a68ab8928396608ef24349051c9d71
Pin at homeには様々な活用方法があります。
自己紹介やプロジェクトの目的を書く
最初に読んでほしいページを目立たせる
招待URLを公開し、共同編集者を広く募る
新規投稿用のテンプレートを置く
リンクの効果的な使い方
scrapboxでの表の作り方
例えば、
table:表１
グループ１ グループ２
５人 ６人
という表を作る方法を示す。
記述として、
https://gyazo.com/9fe17cec164d7373c8416e5e351a0cff
というコマンドを使う
table:
の後に例えば「表１」という文字を入れ、改行キーを押すと、
以下のように表示される
https://gyazo.com/c2dd902be74ed0548db07d7c2c939b5e
もう一度改行キーを押すと
https://gyazo.com/d67a733cb024227e96f30ca38d786dc3
というように、表１の下にグレーに表示される表のカラムが表示され、そこにカーソルが位置付けられる。そこで
そこに、文字を入れて行く。
https://gyazo.com/02ad0707c02073b9bd84af86548ff79c
列を増やすには、タブキーを押す。すると、右側に列が追加される。
https://gyazo.com/0098c81db999a3f7470c347dbd7f2687
さらに、その列に文字を入れる。すると、次のように第２列にその文字表示される。列を増やすには同じことを繰り返す。
https://gyazo.com/f56826cf26484669035d7308b8cd018b
次に、上記の状態で行を増やすには、改行キーを押す。すると、第１列の下に第２行目のカラムが形成されるので、そこに文字等を入力する。
https://gyazo.com/e8d3da124312d0aa62ae463f40cd30d4
この行の第１列に例えば、グループ１の人数として5人と入れてみる。
https://gyazo.com/e0ca209b009e5f96f947015ae549692f
さらに、タブキーを押すと、グループ２の列の第２行目に入力するカラムが形成される。
https://gyazo.com/35a10a613249a2de156e8a862a4baac2
あとは、これを繰り返すだけで、n行m列の表を作ることができる。
table:表１
グループ１ グループ２ グループ３
５人 ６人 ４人
ページ内検索方法
画面トップのバーに出ている検索窓に検索文字を入れると、該当ページが表示されます。
https://gyazo.com/67b55afc90455a927c2b9ad51b09e02d
しかし、上記の方法ですと、ページのどの行に、検索対象の文字列があるのか、直ちにはわかりません。そのような検索の方法としては、Mac/PCの場合、commandキー＋Fキーを押すと、 ページ内検索用の窓が現れるので、そこに検索文字を入れて検索します。
Controlキーと↑・↓・←・→による段落移動
control+↑・↓・←・→で、段落を上下左右に移動することができます。これこそ、Scrapboxで文章を書く利便性の最たるものだと思います。
そのために、Macの場合、macOSレベルのcontrolキー操作の設定を4か所、「control + ↑・↓・←・→」から「control + shift + ↑・↓・←・→」に変更する必要があります。
macOSの「システム環境設定」で下記4ヶ所の「^↑」、「^↓」、「^←」、「^→」をクリックし、それぞれ「^shift↑」、「^shift↓」、「^shift←」、「^shift→」を押して変更します。（^とはcontrolキーという意味です）
https://gyazo.com/b3c3e41235c9466c7ca4913daaee1a6ehttps://gyazo.com/8d0efa794c35691e3f35c4aa52498772
詳しい使い方
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