構築主義
パパートは,MITに来る前に発達心理学者のジャン・ピアジェと共同研究を行っていた。
ピアジェは、子供は知的な枠組み(シェマ)を生まれながらにもっており、環境と相互作用することで、それを構成・再構成すると考えた。
これを構成主義(constructivism)とよんでいる。
構築主義の道のり
ルソーの「エミール」(1762)
子供の自然な能力と、子供たちを自然の中で自由に育てることの大切さを称賛した本
↓
ペスタロッチ(1746 - 1827)
ルソーに触発され、学習は心、頭、手のバランスから生み出される自然なものであると考えてた
学習は学習者自身が学習者自身が自ら活動した得られるものだと考えていた
1世紀以上後のピアジェに近い主張をすでにおこなっていた
↓
フレーベルの「恩物」
フレーベルペスタロッチの教え子で、「幼稚園」の発明者
いまでいう知育玩具のようなもの
積み木・おはじきなど
↓
デューイの「経験主義」
↓
ピアジェの「構成主義」
↓
パパートの「構築主義」
↓
レズニックの「ライフロング・キンダーガーテン」
Scratchが開発され、これを用いた学習実践が行われている
参考:
See Also: