オープンエデュケーション
教育をあらゆる人達に対して「オープン」にする
教育機関の枠組みを超えてもたらされる教育環境と活動
教育機関や様々な団体、個人がインターネット上であらゆる人に教材を無償で提供する 学習を評価、支援するツールを無料で提供する
2000年代後半ごろから広まった
もとは英国のオープンスクールのことを指す言葉だった
メリット
オープンエデュケーションが既存の教育機関に影響を与え、あり方を変える可能性がある
みんながオープンエデュケーションで良さを実感した仕組み・やり方を、公立の教育機関に持ち帰る
教育機会の拡大
学校化された社会を破壊することにつながる可能性もありそうRRM.icon
大学は自分たちの知を社会からアクセスしやすくすることで、税を払って支えてもらっている市民に還元することができるし、やっていることが見えるようになることで信頼や関心を持ってもらう機会になる
大学に入学を考えている人たちにもっと多くの判断材料を与える
オープンアクセスな大学の教材を使った学習者のフィードバックを集めることで、実際の授業の教材をより改善できる
課題
日本語圏は教材を制作出版する出版社が数多くあり、高等教育のシステムもすでに高い水準で整備されてきたので、逆にオープン教材を利用しようとする動機が少ない
オープン教材にあたって出版社との摩擦も考えなければならない
「教材」というカテゴリに依存する事業、普通に不健全だから潰れたほうがいいと思うけどmiminashi.icon
オープン教材は英語圏のものが多いが、これらを翻訳して取り入れようとする動きも少ない
逆に日本語で作られたオープン教材は、日本国内でしか利用されないことがほとんど
オープン教材は二次利用を許すライセンスのもとで作られる事が多いが、フェアユースがまだない日本では、教材に著作物を使うのが厳しくなる
オープン教材を使って学ぶコミュニティでの学びを社会的に評価する枠組みがまだない
MITのOCW(Open Course Ware)
UoP(University of the People)
Open UniversityのOpen Learn
バラバラに公開されているオープン教材を整理して公開するプラットフォーム
学習者が目的にあったものを探しやすくなる
MOOC
参照