箱の実態
箱とは本書が用いる比喩表現であり、実際に箱を使うわけでは有りません たとえば
インボックスとは「頭の中にあるもの」をリストアップしたリストですし プロジェクトとは「(インボックスから分類された)あなたが直近やると決めたこと」のリストです。 リストをどう実現するかは私たちの自由です。
紙だろうと、テキストファイルだろうと、あるいはクラウドサービスだろうと、自分の好きな手段が使えます。
項目の書き方についても、同様に自由ですが、書き方は色々あります。いくつか例を挙げます。
一行一項目
code:md
- 項目A
- 項目B
- 項目C
一行一項目(先頭を ・ にした)
code:txt
・項目A
・項目B
・項目C
一行一項目(ネストあり)
code:md
- 項目A
- 状況: xxx
- タスク1
- タスク2
- タスク3
……
- 項目B
- 状況: xxx
- ……
- ……
一行一項目(ネストあり)(先頭の記号をなくした)
code:txt
項目A
状況: xxx
タスク1
タスク2
タスク3
……
項目B
状況: xxx
……
……
箇条書き以外の入れ物も使えます
たとえば
インボックスとして「メールの受信箱」「未処理書類を入れたトレー」なども使えますし、 資料としては「ファイルを入れたフォルダ」「書類を入れたキャビネット」「本を入れた本棚」などもあるでしょう。