役割を持った箱を多数用意し連携させる
このコンセプトを実現するためには以下が必要です。
a: GTD が用意している「箱」それぞれの役割を理解すること
b: それぞれの「箱」をどのように連携させるか
c: それぞれの「箱」をどんな手段で実現するか
a と b は、GTD について学習するしかありません。また、実際に運用していくことで「なるほど、そういうことか」「そういう意図があったのか」と気付きも得られます。本書でも後の章で解説したり、チュートリアルを用意したりしているので適宜活用ください。
問題は c です。この c がいわゆる「(GTD というメソッドを実現するための)ツール」にあたるところで、最も奥深く多様なところでもあります。いくつか例を挙げます。
好みのツールを使うことができます。また、GTD のすべてを実現できなくても構いません。