こまめに振り返
このコンセプトを実現するためには以下が必要です。
a: レビューの肝(なぜやるか、何をするか、どのようにやるか)を理解すること
b: 日々やったことや気付きなどを(自動的に or 自分の手で)記録すること
c: レビューとして何をやるかをテンプレート化すること
a は、GTD が提唱するレビューという概念について学習することで理解します。
b については、振り返る際に一から思い出すのがしんどいので、日々やったことや気付きを記録しておくと楽だよ、という話です。たとえば週次レビューでは一週間分を振り返るのですが、この一週間何をしたか・何に気付いたかを一から思い出すのは至難の業でしょう。記録としては「箱の中身」が使えます。他にも「タスク管理ツール」や「日々書いている日記」など、別途使っているものがあればその分も記録になりえます。
c については、レビューとして行うことをテンプレート化(チェックリストや質問集の形で定義)しておくと楽だという話です。たとえば「週次レビュー用 自問自答集」なるものを用意しておけば、週次レビュー時はこれに従って答えていくだけでレビューになります。いちいち「レビューとして何するんだっけ」と迷わずに済みます。