タスクシュート時間術
タスクシュート時間術とは、大橋悦夫さんによるタスク管理メソッドです。 各タスクを「何時何分に開始して、何時何分に終了した」というレベルで精密に記録していく方式を採用しています
これにより自身の挙動を「時間の記録」という形で客観的に把握できる他、行動や習慣を自在に制御できるようになります。 table:table
項目 内容
種類 ツール <考え方> 性質
難易度 ★★★
GTD における使い所 次に取るべき行動の実現手段
https://stakiran.github.io/gtd_kamikudaku/img/taskchute_overview.jpg
タスクシュート時間術は TaskChute という専用ツールによって実現されていますが、この TaskChute、GTD の「次に取るべき行動」用のツールとして重宝します。 というのも、TaskChute では各タスクを「いつ(何月何日)、どのくらいに時間帯に、どのくらいの頻度で行うか」というレベルで配置できるので、思うままに制御しやすいからです。
たとえば
「トイレ掃除は毎日やりたいから @1 で」
@n は「n日に1回」の意味です
「本棚の掃除は、毎日だとしんどいから @5 くらいで」
「さっき家族から電話があったやつ、これは明後日くらいでいいから、明後日の午前でセットしておくか」
……
このように、あらゆる行動を時系列ベース・頻度ベースでセットしていけます。
私たちは毎日「日付が今日になっているタスク」を全部終わらせるだけでいいのです。
セットさえしておけば、あとは TaskChute が毎日その日にセットされたタスクだけを教えてくれます。
……と、非常に心強いツールなのですが、その分習得にも時間を要します。
細かすぎて肌に合わない方もいらっしゃるようですが、ぜひ一度チャレンジしてみることをおすすめします。