ゴミ箱用の領域は作らない
「ゴミ箱に入れる = 単に削除する」と書きましたが、これを以下のようにしたい、と考える方がいらっしゃるかもしれません。
ゴミ箱に入れる = ゴミ箱用の領域に項目を転記する
つまり、あとで復活させたり再利用させたりするために(削除してしまうのではなく)専用の領域に置いておく、というアイデアです。
結論を言うと、おすすめはしません。
というのも、GTD の意図と外れてしまうからです。
ここまで「やるやらない仕分け」という言葉を使ってきたように、GTD ではまず最初に「要る(やる)」「要らない(やらない)」を判断しています。 これは少しでも扱う対象を減らし、楽をして、集中したいからです。
もしゴミ箱領域を設けてしまうと、これが「要る」「要らない」「要るかもしれない」の三択になってしまい、「要る」ものに集中しづらくなります。