本人と「理想」のラインをすり合わせることなく「理想に対するフィードバック」をしてしまうと、本人の目には無限のダメ出しに映ってしまう。
「他者を褒めることが大事」というのは、「それっぽい、一般論」です。
ここから抜け出す必要があります。
そこで思い至ったことがありました。
それは、私はポテンシャルを感じる人に接すると、その人が将来的にどうなっているのだろうと勝手に想像し、現在との差分に気づき、どうしたら良いのかを善意でフィードバックしてしまう。
この構図になると、言われた当人はずっと認めてもらえず、ダメ出しをされ続けているように感じるだろうなと気づきました。
《私はポテンシャルを感じる人に接すると、その人が将来的にどうなっているのだろうと勝手に想像し、現在との差分に気づき、どうしたら良いのかを善意でフィードバックしてしまう》
『みんなのフィードバック大全|三村真宗』における理想に対するギャップフィードバックをやっていたということだ。
https://gyazo.com/1677fd3da8023f20d15b2c0a5a4dbe8e
でも当人からすると、「理想」のラインのすり合わせがないので、《ずっと認めてもらえず、ダメ出しをされ続けているように感じる》わけだ。
これはよくある光景なんだろう。
特に、フィードバックする側が熱心だと起きがちだと思う。
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#2025/02/05
『独学の地図|荒木博行』
荒木博行