『なぜ「弱い」チームがうまくいくのか』
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ISBN:4794973101
足を引っ張る人が入ってくる?
自分がいると迷惑?
意見の異なる人を活かせる?
――「多様性あるチーム」を不安に思うすべてのひとへ
障がい、病気やケガ、出産・育児、介護……さまざまな経歴やバックボーンの人びとが集まり、いっしょに仕事を進めていくことが急速に増えた昨今。もはや、どんな職場でも多様性を抜きにしたチームづくりはありえない。なのに、その考え方や方法を、学校でも職場でも教えてはくれない。
100万人に1人という身体障がいをもつ著者は、数人から1000人を超える多様な規模のチームでメンバーやリーダーを経験してきた。たどりついた強いチームの条件とは「欲が深くて、自立できなくて、すぐ諦める」こと。その真意とは?
若手からリーダー層まで、これからの仕事論に外せない一書。
「私のほしかった社会の設計図がここに! 」
――村木厚子(元厚生労働事務次官・「若草プロジェクト」代表呼びかけ人)
【目次】
序章
ソーシャルデザインでチームをつくる
弱さと非差別化するデザイン/意図的で作為的な人ができること/チームとハビトゥス/怒りを抱えるのは、悪いこと?/ギルド的チームをつくる
第1章
チームにいちばん必要なのは弱さ
あなたに似た弱い人/「あれこれ」考える人/トークンな人/助けやすい人/すべてをさらけ出さない人/いつも笑っていない人/「ただ、好き」と言える人
第2章
つながりすぎずに共に働く
力をあわせる潮目を知る/社会脳が求めた人数/閉じながら開く/秘密を持ち寄る/切れない約束を求めない/1人で自立してはいけない/バラツキのある社会
第3章
綻びが見えたら、どうするか
中心を中空にする/一匹狼は弱い狼/理知分別が許さない/痛みのある人の傍らに立つ/助けたいと思ったら助けたらいい/私とあなたは違います/待つことは、縛られること
第4章
リーダーにとって大事なこと
何をしでかすかわからない/蛇のように動く/アジャイルなチームをつくる/あなたの意見は私のもの/専門家としての揺らぎ/4番とエースがリーダーとは限らない/ヘッドコーチの条件
第5章
リーダーとメンバーが為すべきこと
いったん疑ってみる/願いを伝えるだけ/嘘を受けとる/架橋できる人をつくりだす/距離を縮めるスキル/「ただ喜びあう」だけでいい/仮面の組み合わせ/次のベンチまで歩くんだ
本当に(現実的に)D&IやSDGを考えるのに気づきが得られる、得られまくりの本。また、語り口が柔らかく、品のあるユーモアもあるが、哲学・宗教・芸術などの周辺知識がないとしっかりと理解できない。そのため、間を置いて、読み返さねば。