mskizm
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20年くらい前に掲示板でプログラマのドキュメント作成の参考書籍として挙げられていた
副読本として『シュテュンプケ氏の鼻行類』思索社
川上稔『連射王』アスキーメディアワークス
主人公とゲームの関係性が「シャングリアフロンティア」的?
性格が4割遺伝という話はどこかで聞いていたけれどもっと影響しているとは。
若い時は環境に影響されるけれど、歳をとると本来の性格が出てくる的なことをどこかで読んだ気がする。サラブレッドが古馬になって我が出てレースでちゃんと走らないといったエピソード——たしかメジロマックイーンだったか——もある。
中高生向けでさらっと読めた。息苦しさを感じているけれど、経験値が足りなくてどうしようもない、という人に向けて書かれている。著者に対しては、以前に燃えたことがあるネガティブイメージが付き纏っていた。実際読んでみると、対象読者にピントが合っていて良い語りだと思った。燃えたのは本来届かない層まで言葉が届いてしまったせいなのかもしれない。例えていうならAmazonの星1レビューを書くような層。
一人の人間が生きた時間とそれを4年以上かけて描き出した力作。
大崎善生『聖の青春』で弟子の頬を著者に触らせたエピソードのような師弟愛を思い出した。