2022年9月読書会メモ(catinthehead)
読み終わった本
携帯電話番号を公開し、死にたい人からの電話を受け続け続けている著者ならではの「生き抜くための段取り」講座です。「死にたい人はだいたい、暇の潰しかたがわからない」と分析する著者。『暇と退屈の倫理学』とも接続するテーマだと感じます。 (9月〜)
ごりゅごさん、ぷーおんさんが参考文献に挙げていたので読みました。「読書ノートの取り方」「自分の言葉で書く方法」が分かればいいなと。読了後「ツェッテルカステン」をかなり気に入り、ルーマンの本を読みたくなりました。 rashita.icon「ニクラス・ルーマンの索引カード箱とコンピューター」という論文もあります。
catinthehead.icon論文、面白かったです、読みやすい。わからないキーワード(たとえば分化)に固執してしまいがちですが、別角度の「コンピューター」という身近な視点から考えると発見が得られやすいなと思いました。
「未来は直接作れない」については、「今と結末の2点の間をつくること=まさに実生活の不可量部分」だと感じましたがまだ考えるところが多く、レビュー↑には書けませんでした。
一般的な速読は「眼筋強化」だが、これは「視野拡大」とのこと。絵のデッサンを思い浮かべると、視野拡大は有効です。かといって視野拡大のままでは絵は描けない。読書でも速読と精読を混合できないかな?と。
書評の技術というよりは、著者の「職業倫理観」が伺える本。「書評」という言葉の成り立ちについての考察や、最後の対談が面白いです。
『読む・打つ・書く: 読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々』も併せてどうぞrashita.iconありがとうございます、読んでみますcatinthehead.icon
『BlogArts: 書評記事の書き方』も一応rashita.icon 拝読しました、7箇条をメモして机に貼ってありますcatinthehead.icon
「文脈」がいまいちわからない、という課題感から手に取りました。「文脈」の関連書籍としては『かくれた次元』も読んでみたいです。 読みかけの本