学問としての教育学
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著:苫野一徳 出版社:日本評論社
※読了
「よい教育」とは、誰も正解を知らないし、誰も分からない。証明もできない。
より多くの人の共通項で語られる教育が「よい教育」とされる?
私たちが求めるものは幸福か自由か。
公教育の本質は「各人の<自由>および社会における<自由の相互承認>の<教養=力能>を通した実質化」として、またその政策の正当性は<一般福祉>の原理として定位される。
私たちは何を目的として教育するのか。という根本的な問い。フッサールの現象学を初め、難しい。
第5章にきてようやく少し理解が追いつく。〈自由〉〈自由の相互承認〉〈一般福祉〉の実質化のために「学びの個別化・協同化・プロジェクト化の融合」という学びの在り方の一つがある。
感覚的な理解。感覚的な教育。
哲学的に、科学的に。いかに自分が浅学か。
もっと学びたいと思う本。
読み応えのある本。