がんばれば成果が出るとは限らない
登場人物:キム・ジェスキンス
優先順位を大切にし、重要な仕事をきちんとやり遂げる人。自分に厳しいタイプで、
「持てる日からを全て注ぎ込み、やれるだけのことをやらないと、自分が許せないと感じていた。」
これでは無理だと感じるようになり、どれだけのクオリティで作るかではなく、どうすれば苦労せずに求められている成果を出せるかをかんがえはじめた。
例)1学期分の講義を動画にしてほしい。
今まで)張り切って、アニメーションやグラフィック、BGMをつけていた。
その時)よく話を聞くと一人の生徒のためだけ。試合で講義を抜けることがあるため、講義のポイントがわかればokというニーズだった。それならば動画作らなくても、講義を受けてる生徒に動画を撮って貰えばよくない?となって、動画を作る手間が省けた。
◯最小努力の法則
人の脳は、困難なことを避けて、菅ん担なことを好むようにできている。(認知容易バイアス)
例えば、遠くの安売りスーパーよりも近くのコンビニの方が行くことに対するハードルが低い。(節約したいから遠くまで頑張るのであって、無限に金があるなら、コンビニでいいやってなる。)
◯頑張りすぎは失敗のもと
重要なプレゼンの前日、ふと、よりよいスライドにできそうな気がして一から資料を作り直した。
→結局、寝不足のまま資料の内容も頭に入っておらず、大失敗となった。
努力が足りなくて失敗したことはほとんどない。いつだって、頑張りすぎて失敗していたのだ。
◯考え方を180度逆転させる
もっとも簡単に問題を解決するコツは、「いつでも逆から考える」こと。
→どうすれば簡単にできるだろう。と考えて頭をリセットすることが大切。
◯そのシステムは本当に必要なのか
ペーパーの搭乗券から、電子化が普及し始めた頃、格安航空の会社で起きた問題。
自社も電子化したいが、コストが掛かってしまう。従業員A「他社と同じシステムを作らなくても、もっと安いやり方があるのでは。」→「普通の紙にただ印刷するのでもいいんじゃない?」
前提を疑い、問題を別の角度から見れば、そこには驚くほどかんたんな答えが隠れているかもしれない。
文化祭のバザーで配るチケット、これ、カラーの画用紙じゃなくてペラペラの印刷紙でしたら、楽かもしれない。笑ひろんぼん.icon
生徒会選挙の投票、紙じゃなくて、Formsでやれば楽なんじゃない。ひろんぼん.icon
委員長・副委員長の投票も(ryひろんぼん.icon
◯難易度を下げれば、力を入れなくても前に進む。
一旦動き出せば、勢いがついて動きは更に加速する。何もしなくても成果がついてくる。
小さな努力で大きな成果をあげよう。