millis()
Maple(Arduino STM32)ボードが現在のプログラムの実行を開始してからのミリ秒数を返します。 この数値は、約50日後にオーバーフロー(ゼロに戻る)します。
書式
uint32 millis(void)
プログラムの実行開始からの時間(ミリ秒単位)を返します。
オーバーフロー時には、0で再開します。
戻り値
0〜4,294,967,295 (ミリ秒:32ビット符号なし整数)
利用例
次のプログラムはmillis()が返す時間の値を約1秒に1回出力します。
code:sample.ino
unsigned int time;
void setup() {
}
void loop() {
SerialUSB.print("Time: ");
time = millis();
// prints time since program started
SerialUSB.println(time);
// wait a second so as not to send massive amounts of data
delay(1000);
}
ヒント
millis()の戻り値は符号なしlongなので、charなどの他のデータ型で数値演算を行うと、オーバーフローエラーが発生することがあります。
関連項目
このドキュメントはleafLabs, LLC.が執筆し、たま吉が翻訳・一部加筆修正したものです。