Printable
名称
Printableクラス インスタンスの内容をprint()とprintln()で出力するインタフェースクラス
概要
Printableクラスは、新しいクラスが自分自身を出力できるようにする手段を提供します。
Printableから派生してprintTo()メソッドを実装することで、ユーザーは通常のPrint :: print()メソッドとPrint :: println()メソッドに渡すことでこのクラスのインスタンスを出力できます。
Print :: print()メソッドとPrint :: println()メソッドは次のように実装されています。
code:cpp
size_t Print::print(const Printable& x)
{
return x.printTo(*this);
}
size_t Print::println(const Printable& x)
{
size_t n = print(x);
n += println();
return n;
}
Print :: print()、Print :: println()は引数のPrintableクラスのprintTo()メソッドに自分自身のインスタンスを渡します。PrintableクラスのprintTo()メソッドは、Printクラスのインスタンスを使った出力を行うことが出来ます。
Printableクラスリファレンス
メンバ関数
■ virtual size_t printTo(Print& p) const = 0
引数
p :Printクラスまたはその派生クラスのインスタンスへの参照
戻り値
出力バイト数
引数のPrintクラスまたはその派生クラスのインスタンスを使って、自信のインスタンスの内容を出力します。
オブジェクトのシリアライズ等の用途に利用出来ます。
関連項目
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