Print
名称
Printクラス (print()とprintln()を提供する基本クラス)
概要
Printクラスは、様々なデバイス(シリアル、液晶モニタなど)での文字出力を実装するための基本クラスです。
Printクラスを継承し、1文字出力関数 size_t write(uint8 ch)を実装するだけで、print()とprintln()を利用した整形出力を行うことが出来ます。また、効率よく文字列を出力したい場合(一括出力)は、別途size_t write(const char *str)、 size_t write(const void *buf, uint32 len)を実装することで対処できます。
Printクラスリファレンス
/icons/hr.icon
コンストラクタ
■ Print()
バイト出力
■ virtual size_t write(uint8 ch) = 0
1バイトデータをデバイスに出力します。
本関数は真仮想関数であるため、必ず実装しなければなりません。
引数
ch :出力データ
戻り値
出力バイト数
■ virtual size_t write(const char *str)
指定した文字列をデバイスに出力します。
引数
str
戻り値
出力バイト数
本関数は、size_t write(uint8 ch)を呼び出し、1バイト単位で出力しています。
1バイト単位での出力が効率の悪い場合(たとえば1バイト毎に画面表示更新が発生する)は、本関数を別途実装することで対処できます。
■ virtual size_t write(const void *buf, uint32 len)
指定した文字列をデバイスに出力します。
引数
buf :文字列格納バッファ
len :出力バイト数
戻り値
出力バイト数
本関数は、size_t write(uint8 ch)を呼び出し、1バイト単位で出力しています。
1バイト単位での出力が効率の悪い場合(たとえば1バイト毎に画面表示更新が発生する)は、本関数を別途実装することで対処できます。
整形出力
■ size_t print(const String &)
■ size_t print(char)
■ size_t print(const char[])
■ size_t print(uint8, int=DEC)
■ size_t print(int, int=DEC)
■ size_t print(unsigned int, int=DEC)
■ size_t print(long, int=DEC)
■ size_t print(unsigned long, int=DEC)
■ size_t print(long long, int=DEC)
■ size_t print(unsigned long long, int=DEC)
■ size_t print(double, int=2)
■ size_t print(const __FlashStringHelper *)
■ size_t print(const Printable&)
■ size_t println(void)
■ size_t println(const String &s)
■ size_t println(char)
■ size_t println(const char[])
■ size_t println(uint8, int=DEC)
■ size_t println(int, int=DEC)
■ size_t println(unsigned int, int=DEC)
■ size_t println(long, int=DEC)
■ size_t println(unsigned long, int=DEC)
■ size_t println(long long, int=DEC)
■ size_t println(unsigned long long, int=DEC)
■ size_t println(double, int=2)
■ size_t println(const __FlashStringHelper *)
■ size_t println(const Printable&)
■ int printf(const char * format, ...)
※本関数は開発中で現時点では利用出来ません。
標準Cライブラリのprintf()と同様に利用出来ます。
■ int getWriteError()
■ void clearWriteError()
関連項目
/icons/hr.icon
このドキュメントは、たま吉がライブラリのソースを解析し執筆ししています。