【製図】角落ち学科復活後の製図戦略
2021.07.17 作成
平成29年ランク2、平成30年ランク2
令和元年12月ランク3角落ち、令和2年ランク4のやまなみ。(辛い、辛すぎる)
昨年の角落ち復活後、製図試験本番までの学習方法を振り返り、今ならどのように勉強するかを考えました。
1.何よりも敗因分析
1-1.不合格図面、エスキスの検証
角落ちすると、すぐに学科の勉強に切り替えないといけないため、不合格後の検証が甘い。
1-2.自分で思う敗因と本当の敗因
「ここが敗因」と思っていても、実は根本的にはもっと別のところに敗因があるかもしれない。
いつまでも、そのズレがあると、合格できない(と思う)
エスキスのプロセスに問題はないか?
試験当日の思考アウトプットをする
試験当日どのように何を判断したか、そこにエラーはなかったか
中間チェックにエラーはなかったか
試験中、どの時点でそのランクになったのか。
合格者にエスキスを見てもらう
思考アウトプットしたエスキスを客観的に見てもらうことで、もしかしたら自分が思っていることの他にエラーがあるかもしれない。
昨年ランク4の人は、今年ランク3の可能性が、ランク3の人は、ランク2の可能性がある。(他の要因でランク3の可能性も)
1-3.敗因に対する対策と評価
敗因が見えたらその対策(エスキスのどこを変えるか)を練る
早めに確立する
その対策が正しい(的を得ている)か、エスキスを見てもらった合格者に見てもらうようお願いする
対策に対しての評価を決める
手順通りにできたか(もっと具体的に、〇〇の検討はしたか、等、苦手なところ)
自分で考えるランク1、2、3、4とはどういう状態か、ランク3、4案件を回避しているか
一課題目から対策に対して評価を始める
時間がないので、取り組む課題全てで評価する必要がある。
そして、あまりコロコロとエスキス手法を変えない方がいい。その理由は下記に。
2.エスキス手法を確立しとことん覚える
2-1.過年度生ならではの癖
本番でも無意識に出てしまう「癖」
上辺だけのアップデートでは本番に対応できない
上辺だけの・・・課題用途に合わせるとか、本質が改善されない、そんなイメージ
上辺だけのアップデートにならないように、しっかりと敗因分析を事前に行う
2-2.エスキス手法の定着
本番中にいつもと同じことができないタイプの人は手順通りに進んでいるかをタイムアタック、本番中に、第一優先に意識する
癖が強い人や暴走タイプの人は、せっかく課題の対策をして、エスキスをバージョンアップしても、エスキスが定着するまで時間がかかる可能性がある。そのため、なるべく早く確立する意識を持つ。→働くチェック機能
過年度生は、初受験生とは違う!!試験直前にアップデートして受かるのなら、もう受かってる!!!(と思う!!)(泣)
3.課題用途研究
3-1.課題施設の用途の歴史や背景をきちんと理解していれば練習してなくても解ける
令和2年の高齢者介護施設は、ユニット型が出題された。資格学校によって対策していた・していなかったなどの議論があったが、練習課題によらず、その施設の社会的な歴史背景や建物のプログラムの変遷を理解していればプランニングができる。
3-2.関連の法令や施設の使い方を自ら理解する
学校やだれかの知識だけでなく、自分で調べる。書いて理解する。
法令であれば、根拠となる条文を調べる、採光の計算をする。
私は、採光の計算を練習していたけど、本試験で採光のことが完全に抜けてしまった。
<私はどちらも足りなくて令和2年がダメでした!>
参考1:作図リハビリ
パーツ、単純に手の動かす速度を上げていく練習
手順のイメトレ
敗因が作図手順にあったのなら、作図手順の改善とその定着
参考2:スケジュール
https://gyazo.com/f76f21f2db669d07fe41577647727201
参考3:ランクと評価
敗因はどこにあったか?
https://gyazo.com/0e27cfd090ca2ae7a81f764c7a2fc756
自分の評価と、他者の評価のギャップを知る
評価するのは【試験元=他者】他者の評価に近づける
https://gyazo.com/37b074938301601573e0cd0545a63f51
https://gyazo.com/69304931261074c6565a090283ae8b2d