胎児期の脳形成
大脳新皮質の6層構造は胎児期に脳深部で産まれた神経細胞が脳表面に向かって次々と移動していくことによって形成される
最初にサブプレートニューロンが生まれる
その後に生まれる神経細胞は,はじめ多数の突起を伸ばした星型(多極性)の形態をとり,ゆっくりした方向の定まらない移動(多極性移動)をする:多極性細胞
ある時,二本の突起のみの紡錘型に変化し,脳表面に向かってロコモーションという移動モードで素早く移動:放射状神経細胞移動
移動モードの切り替えはサブプレート層で起こっている :Synaptic transmission from subplate neurons controls radial migration of neocortical neurons
サブプレートニューロンが神経細胞と一過性のシナプスを形成し,目的地への移動を促す信号を送っている
サブプレートニューロンが軸索を活発に伸ばしてグルタミン酸作動性シナプスを形成
シナプスを阻害すると,移動モードの切り替えが停止
どこまでプログラムされているのか?yosider.icon
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/04/20/01.html
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