アメフラシ
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海に棲む
2本の突起があるほうが頭部
ヒダがあるほうが背中
他の後鰓目と同様に外見上は貝殻は退化しているが、背中の外套膜の中に変形した板状の殻をもつ
草食
水深1〜3 mほどの浅瀬を這い回り、海藻類を食べている つついたりして刺激を与えると、紫汁腺という器官から粘りのある紫色(または白色、赤色)の液体を出す 外敵にとって不味いため、襲う意欲を失わせる?
液の色も食餌に由来する
食餌が不足してくると、自分で穴を掘って餌を探す
嗅覚が発達しており、触角で弱い匂いも感じ取ることができる
春から夏にかけて繁殖のために磯に現われる
頭の方に雄の生殖器官を、背中に雌の生殖器官を持つ
前方の個体の雌の器官に、後方の個体が雄の器官を挿入する
何個体もつながって交尾する
へえ〜yosider.icon
一匹が生む卵は数万個で、黄色く細長い麺のような卵塊状
卵は約2週間で孵化し、プランクトンとして海中を泳ぎ回った後に海底生活をする
寿命は1-2年
名前の由来
アメフラシが海中で出した紫色の液が、雨雲がたちこめるように広がるからという説
雨の時に岩場に集まるからという説
産卵期が梅雨と重なるため?
近縁
メリット
直径200um - 1000um
哺乳類の10倍の大きさ
ザリガニ、ハエ、センチュウ、マウスなど多くの動物を研究するなか、当時世界で2人しか研究していなかったアメフラシを集中して研究した
アメフラシを使って、シナプスが変化することで記憶が形成される仕組みを明らかにし、2000年にノーベル生理学・医学賞を受賞した 現代ではマウスやハエの研究が追随している