about
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毎日、飽きもせずに朝から晩まで、色々なことを感じたり考えている。だけどその多くは浮かんでは消えていく。思考なのか、感覚なのか、もはやなんなんだかよくわからない情報が、自分の中をグルグルと巡り巡って、記憶の奥深くへと潜り込んでしまい、存在すら忘れてしまう。
昔ならTwitterかなんかに言葉やリンクを張っていたのだけど、今やSNSが多すぎて、みんなのいる場所もバラバラすぎて、なんだか機能してない。それでも消えてしまう思考や感覚を残そうとニュースレターを2024年4月に始めた。最初は楽しかったのだけど、購読者が増えていくにつれ、恩師やらクライアントやら学生たちが購読者になるにつれ、彼らのメールボックスにこのテキストが直接届くのか...と思うと申し訳なくなり、半端なものだ出せなくなってきて、あっという間に更新が途絶えた。 そんな時、タイムラインに永松さんのcosense が流れてきた。それは、タイムラインでは断片が切り取られて消費されてしまう恐れのあるデリケートなテーマで、私も色々思っていたが発信することはできずに考えていたことだった。そのことについて丁寧に思慮深く、それでいてリアルタイム性を持った自然な語りで記されていた。そうそうこういうこと。こういうことをオンラインでゆるやかに共有できる場所が減っている。永松さんのページを辿るとbakuさんのcosense も発見。この界隈に今自分が欲していた空気感が見つかったことを嬉しく思う。期限までに特定の誰に届けるわけでもなく、ページビューがカウントされるわけでもなく、自分の中の内言語をたまたま誰かが見るかもしれない通りがかりの場所。そういう場所が今必要。そう思って、とりあえずこのページを作ってみた。 どんなに忙しくても1日のどこかでCosenseを眺めて書き込む時間を15分くらい取る。
半熟状態のリサーチを残す倉庫
まとめてでもバラバラでもよい
SNSのいいねをしてるものなどんどん流れるネットの景色、その時の連想ワードを残す
タイムラインには書かない頭の中の内言語を掴み取る。
まとめようとしない
こぼれ落ちそうな思考回路をなるべく掬い取る
インターネットの考現学的な気持ち
授業の資料としても活用できれば便利
仕事や授業の終わったあとのリフレクションメモとして実践知を取り出すしたごしらえ
そんな感じで使ってみる。
この話をパートナーで文筆家の武田俊にしたら、感銘を受けてその日のうちに真似して始めてた。