シーケンサー

DAW・Groovebox・モジュラーシンセなどの電子楽器において、トリガーイベントやパラメーターを時間的に変化させる機構

外部機器と接続して使う場合、トリガーやパラメーターはControl VoltageやMIDIなどのProtocolで送出される

種類

16ステップシーケンサー

1小節 = 4拍などの時間を16分割し、その上にトリガーイベントやパラメータを制御するトグルボタンやノブが配置されるシーケンサー

Drum MachineやGrooveboxで主流のシーケンサー

通常、横並びに16ステップが配置されるインタフェースが多いが、その他の配置がされることも多い

Elektron Digitaktは、スペースの関係で8列2行のインタフェースとなっている

AKAI MPCシリーズのような4列4行のグリッド状のインタフェースとなることもある

MFOS 16-Step Rotary Analog Sequencerのように、円状にノブが並ぶインタフェースもある

ステップの分割が16ステップでない場合もある

例えば、Buchla Model 208やBuchla Model 245は、5ステップをループするシーケンサーとして機能する

ピアノロール

DAW等にみられるピアノロールはシーケンサーの一種である

平面上の横軸が時間・縦軸がピアノの鍵盤に対応しており、ピアノロール上に横長の「ノート」を配置することにより、発音タイミングとピッチを制御する

ピアノロールと並列で、ベロシティやピッチベンドなどを制御するインタフェースが付随することも多い

確率的シーケンサー

ユーザが自らシーケンスをすることなく、一定のルールに基づいてRandomなシーケンスを生成するアプローチのシーケンサーも存在する