TR-808
#Drum_Machine #シンセ
https://gyazo.com/c8b9baea95b5695d57427cc1ab7eda4d
Source: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:TR-808_-_MIM,_Phoenix_(2019-08-30_14.59.26_by_Bryan_Pocius)_(cropped).jpg
Drum Machine
Rolandによる
単に「808」という場合、このドラムマシンやこのドラムマシンで鳴らしたドラムサウンドを指すことが多い
最近では、808のキックを指して「808」と呼ぶことも
音色
サービスマニュアルには、各オシレータの周波数やディケイタイムなどが記載されている
https://manuals.fdiskc.com/flat/Roland%20TR-808%20Service%20Manual.pdf
BaratatronixというユーザがIntellijel Cascadiaを利用した808サウンドの再現を行っており、大変参考になる
https://www.baratatronix.com/blog
Bass Drum (BD)
808を象徴する、図太いキック
56Hz。ディケイを長くすると、少しずつ音程が下がっていくらしい。意図したものかは不明
Snare Drum (SD)
2つのオシレータとホワイトノイズを使う
オシレータはボディ部分を表す。だいたい、238Hzと476Hz
ノイズジェネレータはHigh Pass Filterを通す
Tom (LT, MT, HT)
オシレータ。ややアタックのピッチベンドが存在する
90Hz, 135Hz, 185Hz
ややピンクノイズによるフェイクリバーブが含まれるらしい
Conga (LC, MC, HC)
Tomと同じ回路を使用しているが、ピンクノイズは使われていない
185Hz, 250Hz, 400Hz
Rim Shot (RS)
2つのオシレータをHigh Pass Filterに通す
455Hzと1667Hz
Claves (CL)
オシレータ
2500Hz
Hand Clap (CP)
ホワイトノイズをBand-pass filterに通す
エンベロープにはSawtooth Envelopeというものを使う。開幕連打するような減衰エンベロープとなる
Maracas (MA)
ホワイトノイズをHigh Pass Filterに通す
エンベロープは山を描く。アタックちょい長め
Cow Bell (CB)
2つのオシレータをBand-pass filterに通す
540Hzと800Hz
Cymbal (CY)
Metallic Noiseと呼ばれる、6つの矩形波オシレータを利用したシンバル
周波数は約200Hz - 800Hzのレンジらしい 🔗
Band-pass filter → High Pass Filterを通す
Hihat (OH, CH)
CYと同じくMetallic Noiseを利用したハイハット
周波数もCYと同じく約200Hz - 800Hzのレンジらしい
Band-pass filter → High Pass Filterを通す