雑多な用語集
ワールドシフター(WS)
全ての発端にして元凶。月面に落下した隕石の内部から発見された未知の永久機関。その正体は一つの世界を救う為に幾多の世界の熱を回収し、世界を侵す絶望の兵器であった。
しかし、作中の世界ではこのWSは起動しなかった。投下の際の衝撃で偶然にも機能が停止した為である。放置されたWSは数千年後、ルーンゼロの【イルゼパト】によって回収され、11と2つの部品に分解された。この部品こそが"時器"である。 WSの内部は膨大な記憶の保管庫(いわゆるアカシックレコード)のようになっており、WSが世界から熱(あるいはそれによって成される世界の歴史)を回収し、それを蓄えることによって回収した世界の記憶、生命の意識から内部に新たなる世界を再構築する。(WSによって回収された歴史はWSの内部にて再生され、WSによって消滅した記憶もWS内部で複製される。)WSはそれに隣接した世界、生命の記憶の全てを蓄積している事が確認されている。
時器
ワールドシフターから取り出された未知の物質。生物に埋め込む事でその生物をエスリー化する事ができる。
エスリー
時器の力で魔術を使わず【и】を操る能力を得た新生物。簡単な見分け方として彼らには時間停止が効かない。
【и】
万物たる可能態が完全態になるまでの猶予。つまりエスリー世界で発生するあらゆる自然現象、物理法則の事。
リンク先参照。
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セフィロン人
エスリー世界における神や天使のような存在。無能。
ミスティヘラルド(天使徒)
下等世界へと降臨したセフィロン人。あるいはその末裔たち。
アルペンディア
セフィロン人による生命創造の技術。神造生物にして神造兵器。原初のニンゲンもこの技術で造られた。
エリュオンのアルペンドール
神によって造られ、神の庭で神の寵愛を一身に享けた世界最初の神造人間。
ピュアプリミエルのアルペンドール
原初の魔物たち
原初の人間たち
ネギシアのアルペンドール(戦闘用)
最初期の人形。ネギシアの命令を聞けない失敗作。アルペンドールでは唯一の男性型。常時絶赫状態になっており、見える生物はとにかく全部殺してしまう。超再生能力持ちな為か攻撃を一切避けようとしないので簡単に封印された。
二番目に作られた人形。魔王と互角に渡り合えるよう力を調整されており、ネギシアの思い描いたシナリオを円滑に進める為の駒になるはずだったが、「死ぬのは嫌だ」とネギシアの命令を拒否した為に殺された。
三番目に作られた人形。唯一の理性持ち。ユングフラウと同じく力を調整され、魔王【アンセルム】を倒すという達成不可能な命令を与えて地上に解き放った。その結果がラブラブ。 四番目に作られた人形。外見の特徴はユングフラウと全く同じ。同じ人形でありながら幸せを手にしたモンブランを羨んでいる。天望事変の際に魔王城を跡形も無く粉砕したが、最終的に魔王とモンブランの前に敗れた。
魔術
天成兵器アスカロン
アークオブタイム上空に存在していたとされる、地表制圧用の衛星兵器。パンゲン大陸の中央部を一瞬にして蒸発させた。